
最近、数年前に相続したが、相続登記をしておらずどうしたら良いでしょうとの相談が増えています。
数年前にご家族から相続した不動産や土地、皆さんはしっかりと相続登記を済ませておけばよかったのですが、意外と見落としがちなのが、この相続登記。特に、相続が発生した際に忙しさや無知から手続きが放置されてしまうことも多いので、今回はその重要性についてお話しします。
相続登記の重要性
相続登記を行うことで、あなたの名義として不動産を正式に登録できます。これがなされていないと、次のようなリスクが生じます:
1. 「権利の不明確化」:相続人が複数いる場合、登記が未了だとその権利関係が曖昧になり、将来的なトラブルの原因に。
2.「売却や貸出が困難」:名義人が不明確な場合、物件の売却や賃貸ができず、資産の流動性が低下するリスクがあります。
3. 「相続税の増加」:登記をしないまま放置していると、相続税の計算にも影響が出る可能性があります。
手続きの流れ
相続登記は意外と簡単ですが、適切な手続きを踏む必要があります。以下の流れで進めてみてください。
1. 「必要書類の準備」:故人の戸籍謄本や相続人の戸籍謄本、住民票、相続関係図などが必要です。
2. 「登記申請書の作成」:法務局で入手できる登記申請書に必要事項を記入します。
3. 「登記申請の提出」:必要書類と共に法務局に提出すれば、約数週間で処理され、名義が変更されます。
相続登記は、相続によって得た不動産を守るための重要な手続きです。放置すると多くのリスクを抱えることになるため、もしまだ手続きが未了の方がいれば、早めの行動をおすすめします。当社(株式会社情報サービス福岡)に相談するのも一つの方法ですので、ぜひご検討ください。
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