
福津市の空き家対策の全体像
「福津市空家等対策計画」(第2次)が2026年3月に公表され、最新の基本方針となっている
空き家の発生抑制、適正管理、利活用、除却を柱に、市・県・専門家が連携して対応
管理不全な空き家には、指導・勧告・命令・行政代執行までを視野に入れた枠組みを整備
主な制度・計画
1. 第2次福津市空家等対策計画
2026年3月公表の最新計画で、市内の空き家実態と課題、今後の具体的施策を整理
住宅地の安全確保、防災・景観・住環境の保全、空き家バンクによる利活用促進などを明記
2. 空き家ガイドブック
2026年4月更新の「空き家に関するガイドブック」で、所有者の責任や法制度、対処の流れを解説
特定空家等に指定された場合の過料や、行政代執行時の費用負担リスクなども具体的に説明
相談窓口と支援体制
1. 福津市役所での相談
市は「空家等の適正管理に関する条例」に基づき、住民からの相談受付や現地調査、所有者への指導等を実施
ガイドブックや計画書は市ホームページからPDFで閲覧可能
2. 福岡県空き家活用サポートセンター(イエカツ)
県が設置する公的相談窓口で、空き家の活用・処分・相続などを専門相談員が無料で助言
必要に応じて「福岡県空き家活用応援事業者」(不動産・リフォーム等)を紹介し、売却・賃貸・リノベーションなどの具体的活用を支援(pref.fukuoka.lg.jp)
所有者が取るべき具体的ステップ
現状把握
ガイドブックで法的リスクと管理義務を確認し、自分の空き家が「管理不全」になっていないか点検
市への相談
近隣からの苦情がある、老朽化が進んでいる場合は、福津市役所の担当課に早めに相談
イエカツで専門相談
売却・賃貸・解体など方針に迷う場合は、イエカツで無料相談し、司法書士・不動産業者・建築士などの専門家紹介を受ける
活用・除却の具体化
県の空き家バンクや不動産サイトを活用して利活用を検討し、危険性が高い場合は除却も選択肢とする
注意点・リスク
「放っておけば行政が壊してくれる」という考えは誤りで、命令違反の過料や解体費用の全額負担など大きな損失につながる
2025年7月には福津市津屋崎で空き家が崩壊した事例もあり、防災上のリスクが現実化している
相続登記や権利関係の整理を怠ると、売却・解体が進まず、長期放置による問題が深刻化するため、早期の専門家相談が重要
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